【政務調査会】11月18日開催「ヤングケアラー問題」に関する勉強会について

立憲民主党群馬県総支部連合会(以下、県連)の政務調査会の企画により、11月18日に県連所属議員を対象にしたヤングケアラー問題に関する勉強会を開催しました。

今回は、高崎市教育委員会の方を講師にお招きし、高崎市でのヤングケアラーに関する取り組みを紹介していただくとともに、その取り組みを通じて参加者間で意見交換が行われました。

ヤングケアラー問題は、周囲から把握しづらいだけでなく、当事者となっている子ども達も自覚していないこともあることから非常にデリケートで難しい問題です。

高崎市では、令和4年度から「ヤングケアラーSOS」として、ヤングケアラーに関する支援事業を開始しています。

高崎市の事業内容は、家事や家族の介護等を日常的に行っている子どもに対して無料でサポーターを派遣し、ヤングケアラーの生活における負担の軽減を図るものです。

対象地域は、高崎市内とし、高崎市内在住の中学生・高校生、要望があれば小学生も対象にしています。

高崎市では、ヤングケアラー支援推進委員会を立ち上げ、月に1回の頻度で開催しているそうです。高崎市のヤングケアラーSOSに寄せられた相談をきっかけに、相談をしてくれた家庭の支援策等について決定する機関です。

必要に応じて、福祉部等の高崎市役所内の他部署や子どもの在籍している学校等に出向き情報共有しているとのことです。

高崎市の取り組みに関する詳細は、高崎市のHP(下記)を参照してください。

https://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2022052600074/

担当窓口:高崎市教育委員会 学校教育課 ヤングケアラー支援担当

講師の方の説明後、参加者間で活発な意見交換が行われました。

立憲民主党群馬県総支部連合会政務調査会では、今後もこのような地域の問題等に関する勉強会を開催し、所属議員の政策立案能力向上に努めてまいります。