立憲民主党群馬県連合「ボトムアップビジョン2019」のお知らせ

私たち立憲民主党群馬県連合では、従来のローカルマニフェストと異なる「ボトムアップビジョン2019」を作成しました。

立憲民主党は、ボトムアップを重視する政党であり、この「ボトムアップビジョン2019」は、政党からの一方的な提言ではなく、立憲パートナーズの皆様方とともに作成しました。

私たち立憲民主党群馬県連合は、今回作成した「ボトムアップビジョン2019」の実現に向けて取り組みます。

1.活動宣言

私たち立憲民主党群馬県連合に所属する地方議員及び候補者は、立憲民主党の党綱領を遵守し、地方政治においても地域の皆様とともに「まっとうな政治」を実現することを宣言します。

私たちが目指す「まっとうな政治」とは、以下の3点です。
① 上からの押しつけ型の政策立案ではなく、県民の皆様と協議の上作るボトムアップ型の政策立案を行う。
② 特定の価値観や利権に縛られることのない、多様性を認め合う社会の実現に向けた活動を行う。
③ 県民の皆様に私たちを「理想の社会を実現するための手段」として使っていただき、県民の皆様に寄り添う社会の実現に向かう。

そして、私たちはこれまで守られてきた日本国憲法の価値を深化させ、その役割・重要性を十分に認識して活動の基本といたします。

上毛かるたに「雷と空っ風義理人情」と詠まれているように、「人情に厚く義理堅い」という県民性が群馬県の特徴です。(※1)

こうした上州名物の「社会のために自分を忘れ公共のために利益をかえりみない」(※1)価値観を私たちは大切にし、強いものに依存するのではなく、県民一人ひとりが尊重されお互いに助け合える社会を実現するよう取り組んでまいります。
※1 上毛かるたより

2. 分野別宣言

(1)安心・安全な暮らしのための共生社会

収入の格差や障がいの有無・性差・SOGI(性的指向・性自認)により生きづらさを感じている人もいます。私たちは、年齢・障がい・性別・性的指向・出生地を問わず誰でも安心・安全な生活を送れるようにするために、お互いに助け合う共
生社会の実現に向けて取り組みます。

項目
① 性の多様性が尊重できる社会の実現に向けて、LGBTパートナーシップ制度を制定します。
② 部落差別撤廃条例を制定します。
③ 群馬県とアジアを含めた近隣諸国との人的交流や文化・社会・風習・歴史の相互理解に取り組みます。
④ 行政と民間が協働して地域づくりを行えるよう整備を進めます。
⑤ 性暴力被害者の適切な支援を進めるための環境づくりに取り組みます。
⑥ 自殺を防ぐために、群馬県内全ての自治体と連携した体制作りを行います。
⑦ 地域における見守りネットワークをより充実したものにしていきます。
⑧ 生活困窮者のサポートサービス拡充に向けて取り組みます。
⑨ 群馬県の豊かな自然を守り、後世に残していきます。
⑩ ペットの殺処分をより減らし、人とペットが共存できるよう制度の拡充を図ります。
⑪ 災害の予防及び被災時の対応を速やかなものとするため、防災力強化に取り組みます。
⑫ 群馬県内における福島原発事故避難者及び原発事故の被災者の支援に取り組みます。
⑬ 障害を持つ方、子供を育てている方、誰にとっても働きやすく・暮らしやすい地域社会を作ります。
⑭ 収入の格差をなくし「同一労働・同一賃金」を目指します。
⑮ 障害や性差・SOGI(性的指向・性自認)による差別の撤廃に向けて取り組みます。

(2)産業・地域力向上

群馬県をより住みやすい地域にしていくためには、様々な産業の活性化が不可欠です。また、産業だけでなく、地域自体の活力である地域力を維持・向上させていくことも、群馬県の持続可能な発展のために必要なものと考えます。私たちは、群馬県における産業と地域力向上のために取り組みます。

項目
① 安全で安心な食料自給を継続するため、種子条例の制定に向けて取り組みます。
② 群馬県の自然環境・歴史文化資産など地域の資源を最大限活用し、地方自治体と市民などの協働・連携によって地域の活性化に取り組める体制づくりを進めます。
③ より充実した生活を過ごすために、産業分野を問わず、長時間労働の是正に取り組みます。
④ 健康な生活を送れるよう群馬県内における最低賃金を引き上げます。
⑤ 安心して生活できるように正社員での雇用率増加に向けて取り組みます。
⑥ 持続可能な発展に向けて新産業や企業能力向上に向けた人材育成を進めます。
⑦ 中小企業がより活発に活動できるよう、人材育成環境の整備に取り組みます。
⑧ 群馬県内の企業が最新技術の導入や開発に取り組めるようサポート制度を充実させます。
⑨ 地域の中で資金が循環し、地域の発展につながる地域循環型の経済構造確立に向けて支援体制の構築に取り組みます。
⑩ 群馬県内における6次産業化推進に取り組みます。
⑪ 森林環境整備と林業活性化に向けて、人材育成と木材需要拡大に取り組みます。
⑫ 群馬県の水資源管理に努めます。
⑬ 大規模公共事業は縮小し、生活に根差した公共事業の推進に取り組みます。
⑭ 群馬県民の皆様に安心・安全な食品が提供できるよう、食品の提供体制の拡充を図ります。
⑮ 群馬県内におけるエネルギー地産地消の取り組みを拡大していきます。
⑯ 地域社会・地域力向上のために、新しい取り組みを行う方々とのつながりを構築し、新しい取り組みに対して積極的に支援していきます。

(3)福祉・社会保障

高齢化・長寿命化の社会を迎える中で、福祉・社会保障政策の重要性が高まっています。群馬県においても例外ではありません。群馬県では平成37年に高齢化率(65歳以上の方の人口に占める割合)が31%を超え、8世帯のうち1世帯は高齢単身世帯になると予想されています(※2)。そのような時代を迎えるにあたり、誰もが安心して老後を暮らせる社会、家族に負担を掛けずに生活できる社会を目指し、私たちは福祉・社会保障政策に取り組みます。
※2 群馬県資料「Ⅱ高齢者を取り巻く現状と課題」より

項目
① 地域で介護と医療を適切に受けられるよう県内施設の拡充に取り組みます。
② 介護職の離職率低下に向けて、介護施設の職場環境整備に取り組みます。
③ 健康寿命の延伸に向けて、地域活動の促進に取り組みます。
④ 歯科医療の充実に取り組みます。
⑤ 幅広い年齢層が利用できる地域公共交通の整備に取り組みます。
⑥ 高齢者の知恵を生かし、高齢者が活躍できる場を作ることで、健康増進と就労者不足の解消につなげます。

(4)子育て・教育

子どもたちは群馬県の未来を担う存在です。私たちはその子どもたちが快適に暮らせる生活づくり、そして、子どもを育児しやすい環境づくりに取り組んでいきます。

項目
① 障害や国籍の区別なく、多様性を認め合う教育を推進します。
② 貧富の差に関係なく、教育機会を保障できるよう取り組みます。
③ 児童の人権を守るため、児童相談所の拡充と警察等他機関との連携を促進します。
④ より充実した子どもたちの教育環境にするため、保育士・幼稚園教諭などの待遇改善に向けて取り組みます。
⑤ 群馬県の文化を継承し、発展させるために、地域学の普及に向けて取り組みます。
⑥ 自然の豊かな群馬県の環境を生かし、子供たちの創造性を育みます。
⑦ 未成年にも政治が身近に感じられる場所を提供します。

(5)議会・行政改革

議会は県民の方々を代表して議論を行う場であり、議論の過程・議会の活動内容は県民の皆様に見えるようにしなければいけません。また、行政は、県民の皆様が快適に生活できるよう奉仕を行う必要があります。それらを達成するため、私たちは議会・行政改革に取り組みます。

項目
あ)議会改革
① 議会における情報公開を進めるため、議会の各種議事録の公開を進めます。
② 人口比率を反映し、県民の皆様の意見をしっかりとくみ取れるよう群馬県議会議員選挙の選挙区割変更に取り組みます。
③ 議員の担い手不足解消に向けて、政治の担い手育成に取り組みます。
④ 群馬県内における自治体議員の女性議員増加に向けて取り組みます。
⑤ 群馬県民の主権者としての意識を向上させ県内選挙における投票率向上を目指し、県内における主権者教育の場を設けます

い)行政改革
① 公文書は県民にとっての財産です。行政活動の記録を残し公開・検証できるようにするため、群馬県内の全自治体において、公文書管理条例を制定し運用開始することを目指します。
② 自治体の規模を問わず、公務員の労働条件を改善できる仕組み構築に向けて取り組みます。
③ 群馬県内の自治体における予算・決算の透明性強化に取り組みます。
④ 将来世代につけをまわさないために、歳出の見直しを行い、健全な財政運営に努めます。